2008-09-30

「大御台所の風格」 内猫アハメッタさま

9月20日に日本を発った時は半袖1枚で大丈夫だった気温が、
モルディブから帰ると、寒くて思わずフリースを出してしまったオトさんです。

我が家の内猫たちも、ついこの間まで寄り付こうとしなかった
わたしの寝床で固まって寝ています。
わたしが近寄ろうとすると、ハナ(14歳、ニューハーフ、雉白)と
ギャオ(12歳、メス、雉白)は逃げてしまうので、その様子が撮れません。

大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま(16歳、メス、白)、
またの名を天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)さまは
眠りを妨げられて、寝ぼけ眼(まなこ)です。

「大御台所さま、お寒くないですか?
階下(した)に毛布をだしましたので、ご利用下さい」








夏の間、涼しい場所を見つけては伸び切っていたアハメッタさまには、
これくらいの気候の方が快適なようです。

「ところで、
昨日から外猫たちがエサをねだりに来ないんですが・・・」








「ええ、そうなんです。
何かご存知ありませんか?」








「そうですか・・・
どこにいるか心当たりはありませんか?」








「おっしゃるとおりですね。
今までもこういうことは何度かあったんですが、
彼ら(外猫)たちも年をとってきましたので、何かと心配で・・・」








「かしこまりました」



普段は小むずかしくて、ちょっといぢわるでも、
いざという時は総帥の風格で、毅然と指示を出される
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2008-09-29

帰宅直後のアハメッタさま

10日間のごぶさたでございました。
我が家の大御台所(おおみだいどころ)内猫アハメッタさま言うところの
モルなんたら、正確にはモルディブから昨夜帰国いたしました。

午後8時過ぎに帰宅すると、玄関先で3頭の内猫から抗議のシュプレヒコールで
出迎えられました。

さもありなんと予想していたので、帰宅直前に近所の深夜営業のスーパーで
ササミを買って帰り、荷物も解かず、最優先で茹でて彼らに与えました。








アケちゃん(嫁)が茹で上がったササミをほぐしているのが待ち切れず、
大御台所アハメッタさま(16歳、メス、白)は、アケちゃん(嫁)のGパンに爪をたてて
催促のデモンストレーションです。

不精して、腰を落としているのがご愛嬌です。








留守中は、1日おきに義妹がエサを与え、トイレをきれいにしてくれていたのですが、
義妹の報告書によると、大御台所さまは猫缶にもカリカリにもあまり手を出さなかった
ようです。








弟分のハナ君(14歳、ニューハーフ、雉白)も、そばにやってきました。








出された食事が気に入らないと絶対口にしないアハメッタさまは、
また少し瘠せてしまったようです。

結局、茹でたてのササミも召し上がっていただけず、
カツオの切り身を買いに走った昨夜でした。

p.s.
モルディブ日記は、写真を整理した後、新しいブログを立ち上げる予定ですので、
今しばらくお待ち下さい。


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2008-09-20

行ってきます

おはようございます。
きのうは、記事を更新しないで申し訳ありませんでした。
家の大掃除とパッキングで、忙しくしておりました。
そんなもん、ギリギリになってやるな!
仰(おっしゃ)る通りでございます。
オトさんの座右の銘は、
『明日できることは、今日やるな』
でして、何事もギリギリまで放置プレーでございます。
昨日はさらに、
夕方思い立って水着を買いに行ってしまいました。
前置きはさておき、
只今成田に向かう途中で、携帯で入力しています。
1枚めの画像は、
酒々井PAの銀座木村屋で見つけた「おにぎりパン」。
2枚目は、
首都高速を走行中の今朝7時半の新宿の雲。
とんがり帽子のビルはNTTドコモの本社です。
おかげさまで、台風13号は南にそれてくれました。
というわけで、
今日はいよいよ出発日。
モルディブに里帰りしてまいります。
ずっとボートの上ですので、しばらく更新ができません。
29日に帰ってきますので、それまでしばらくお休みをいただきます。
それでは、行ってまいります。

2008-09-18

「楯野川 源流 冷卸(ひやおろし) 中取り純米」

リーマン・ブラザースやらAIGやら自民党総裁選やら汚染米やら
相変わらずかまびすしい世の中ですが、
目下のオトさんの関心事は台風13号の進路。

八重山諸島あたりをさんざん荒らしまわったあと、
一度は台湾から大陸に抜けてくれるのかと思いきや、
今日から九州に暴風雨をもたらし、
夕方の天気予報では本州太平洋岸を一直線に進むとか。

このままだと、20日の昼頃に千葉県直撃の気配です。
20日は、待ちに待ったモルディブへの出発日。
フライトがキャンセルになったら、どうしよう?

今回、同じサファリ・ボートに乗る面々の中に、どうやら雨男(女)がいるらしいのです。
過去4回の打ち合わせ会と称した飲み会は、すべて雨。
ついに、嵐まで呼んでくれちゃいました。

まあ、お天気は文字通り運を天にまかせるしかありません。

ところで、
今夜は、我が家の近くの居酒屋さんで、こんなお酒をいただきました。


「楯野川(たてのかわ) 源流 冷卸(ひやおろし) 中取り純米」
(楯の川酒造株式会社 山形県酒田市山楯字清水田)

米どころ庄内平野。
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」「蝉しぐれ」など、立て続けに映画化された藤沢周平が書き続けた海坂藩(うなさかはん)のモデルになった庄内藩のお膝元です。

庄内藩主酒井公から賜った「たてのかわ」の名を冠した楯の川酒造は、天保3年(1832)の創業で、現在の蔵元、佐藤淳平社長は6代目にあたります。

日本農大醸造科在学中に先代社長の父上を亡くされ、卒業後すぐに跡を継がれたそうです。

翌春(平成14年)には新銘柄「楯野川」を発表、
話題銘柄として地酒ファンの話題になりました。

最盛期の生産量は3千石でしたが、先代から方針転換し、
特定名称酒のみ250石の丁寧な酒造りを行なっている酒蔵です。

5人の蔵人で、自主精米、全量麹蓋法製麹、全量火入れ1回(瓶火入れ)など、
徹底的に手造りにこだわっています。

今日は、その楯野川の中でも、タンク1本分限定1,200本出荷の
冷卸をいただきました。

地元庄内産の美山錦を55%まで精米して、
春までに仕込んだ原酒を火入れし0℃で貯蔵、夏まで熟成させた酒です。
涼しくなり始めた頃合いを見計らって、2度目の火入れをせずに瓶詰め出荷
しているので、分類としては生貯蔵酒になります。

いつものように、こぼさぬように口をグラスに近づけて、
まずは上立香を確認しました。

冷蔵庫から出したばかりの冷えた酒からは、ほとんど香りが立ってきません。
口に含むと、りんごを思わせるようなフレッシュな穀物香が鼻に抜けていきます。
つづいて、舌先から辛味が徐々に口いっぱいに広がります。
すっきりしていながらコクのある感触で、徐々に旨味に変わっていきます。
喉越しの頃には辛味は穏やかになり、後口でごくわずか渋みが舌の奥に残ります。

どちらかといえばキレのある味わいで、しっかりした印象ですが、
純米らしいふくよかさも兼ね備えた、バランスのいい酒です。

庄内の夏といえば、クリームのようにまろやかで滋味あふれる岩牡蠣。
身のしまったカンパチ。
そんなしっかりした味わいの刺身と一緒に飲みたい酒でした。


DATA:
「楯野川 源流 冷卸 中取り純米」
使用米;
麹米-山形県庄内産 美山錦 55%精米
掛米-山形県庄内産 美山錦 55%精米
使用酵母:山形9号
精米歩合;
日本酒度; +3
酸度; 1.5
アミノ酸度:
甘辛度;-0.43
アルコール度;17%以上18%未満

 帰りに、スーパーに寄って(近所のスーパーは23時まで営業しています)、
アハメッタさまのために、メジマグロの刺身と鶏のササミを買って帰りました。

もうご高齢で偏食がますますひどくなり、夏が来るたびに瘠せていくので、
今年からわがままをきいてあげることにしたとはいえ、
締めて890円也。
オトさんよりいいもの食べてます。(でもないか・・・)

お食事を差し上げた後、2日後から留守にすることを正式に報告しました。

「大御台所(おおみだいどころ)さま、
すでにご存知とは思いますが、
あさってから9日間留守にいたします。
留守中、1日おきに義妹がお世話させていただきますので、
なにとぞよろしくお願いいたします。」









あらら、
拍子抜けするほど、あっさりしたお返事でした。

茹でたマグロで満腹だったので、ご機嫌うるわしかったようです。

オトさんの作戦勝ちー。


「くれぐれもササミは切らさぬように、とお伝えなさい」
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2008-09-17

「我が家も破綻!?」 内猫アハメッタさま

我が家の大御台所(おおみだいどころ)、
またの名を天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)さまこと、
アハメッタさま(16歳、メス、白)が、お気に入りの場所(テーブルの下)で
たそがれていらっしゃいます。









大御台所付きの御側用人(おそばようにん)、元バススポンジの妻夫木クンが
そばにやってきました。








世帯主のオトさんを差し置いて、そんなことを言い出すんですか?









大御台所さま、衝撃発言!
妻夫木クンも耳が立ってしまいました。









どうやら、 アハメッタさまは妻夫木クンをからかっていたようです。
いつも閉口させらていたから、逆襲にでたのかな?

でも妻夫木クン、立ち直りが早い。




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2008-09-16

「お気に召しませんか?」 内猫アハメッタさま

先週末の話になりますが、
一緒にモルディブでサファリ・ボートに乗り合わせる鶴パパ&鶴姫から
キャスターバッグを譲ってもらいました。








スキューバ・プロのホイールバッグ2という製品です。
ホイールが壊れてしまったので捨てようと思っていたと聞いたので、
勿体(もったい)ないからと譲り受けました。








持って帰ると、さっそく我が家の大御台所(おおみだいどころ)
アハメッタさま(16歳、メス、白)がチェックします。








「はい、中もご覧下さい」

こちらも勝手がわかっているので、
ファスナーをあけて、中をお見せします。








ご自分で実際に中に入ってみないと納得なさいません。
余計なことをすると、すぐにご意見されてしまいます。

「手を離しますとフタが閉まってしまいます。
重いので、大御台所さまお1人のお力では出られなくなってしまいますが・・・」








苦肉の策で、バッグを立てました。
今一つお気に召さなかったと見えて、
しばらくご滞在されましたが、すぐに出てきてしまいました。

それ以来、今日まで中にお入りになろうとなさいません。



このカバンでモルなんたらにいらっしゃるの?
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2008-09-15

「お月見」 外猫シッポ編

日がとっぷり暮れた午後6時過ぎ。








外猫シッポがお隣との境界フェンスの上で佇(たたず)んでいます。

「どうしたの?シッポ!」








「旧暦だと今日は十六夜(いざよい)、旧暦8月15日の中秋十五夜は昨日だよ。
でも、正確には今朝5時ごろ満月を迎えたんだって」









「それに、今夜はこのあと天気が崩れて雨が降るって。
だから、お月様は見られないかも」








「そう?
風邪ひかないでね」

でも、シッポくん。
お月さまはキミの背中のほうから上がってくるんだけど。

    お詫びとお知らせ:
    9月15日深夜、サーバーへの接続ができず、ブログを投稿できませんでした。
    この投稿は9月16日午前にアップしていますが、投稿の日付は9月15日のままです。

やっぱり、お月さまは見られなかったみたい。
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2008-09-14

「秋祭り」 外猫アカ親分編

今日も、外猫たちがベランダでホヨホヨしています。








「昨日はあちこちでお祭りだったよ」








「・・・って?
え?どゆこと?」








「ええっ!?」








「って、何の話・・・?」








「アカ親分、神輿かついでたんですか?
ってか、猫の祭りってナニ?」



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2008-09-13

神楽坂「京都祇園 和RAKU」

お彼岸に少し早い今日、父の17回忌を菩提寺の念速寺で行いました。
親戚が高齢になって身体の自由がきかなくなった人が増えたので、
参集いただくのはやめにして、家族だけで法事をすませました。

この寺の墓地には、文京区指定史跡の「美幾女墓」があります。
(詳しくは説明プレートを読んで下さい。クリックすると別窓で拡大表示されます)


墓石に刻まれた美幾女の文字は
風雪でかすれてしまっています。

保全のためか、お墓は今年から
アクリル・プレートで覆われてしまいました。

この界隈(文京区白山、旧戸崎町)だけは空襲で焼夷弾が落ちなかったそうで、
わずかですが、古いたたずまいが残されています。
そのおかげで、我が家の先祖代々の墓もそのまま残っています。

今日は、都内あちこちでお祭りがありました。

念速寺の目の前でもお神輿と太鼓が
出されていました。

地元の方々の顔もなんとなく
晴れ晴れしています。




お昼ごはんは、予約しておいた飯田橋筑土八幡町にある「京都祇園 和RAKU」
でとりました。
厚生年金病院の真裏にある、日本家屋をそのまま使った和食のお店です。

通りから入った細い路地の突き当たりのお屋敷がそうですが、
メニュー板が出ていなければ決してわかりません。

木戸をくぐると庭の奥に家屋があり、アプローチを真っ直ぐ進んだ奥が玄関です。














左:お店の入り口。木戸の脇には表札と郵便受けがそのまま残っている
右:玄関からアプローチと木戸を望む


予約してあったので、
庭に面したテーブルに
案内してもらえました。

狭いながらも山水風
なんですが、
残念ながら、手入れが
あまり行き届いていない
ようです。

他のお客様も多かったので、店内の造作の画像が撮れなかったのが残念です。

二階家ですが、いわゆる戦後の山の手の和風建築です。
和室4部屋を、襖(ふすま)をはずしてそのまま利用しています。
欄間(らんま)、砂壁状吹き付けの壁、さるすべりの床柱、神棚など
昭和40年代の意匠のようです。

アケちゃん(嫁)は、土地柄、もとは置屋(おきや)さんだったんじゃないか
と推理していました。
うん、なかなか鋭い。

1階は畳敷きの上にじかにテーブルと椅子を並べています。
いわゆる流行(はやり)の隠れ家風レストランの趣(おもむき)で、
女性に好まれそうです。

ランチタイムということもあり、9割は女性グループでした。
ほとんどの人は、コースではなくアラカルトをオーダーしていたようです。

わたしたちは、
あらかじめ「和のランチコース」を
予約してありました。

アラカルトのメニューは、
千代紙を表紙にした居酒屋風のもので、
ちょっと安っぽい感じがしました。

コースメニューも、
和紙風の紙にパソコンでプリントアウトして
ラミネート加工してあるもので、こちらも安っぽい感じがします。












左:先附が置かれたお盆。
右:箸置きはかわいらしいウサギ。十五夜にちなんだのか?


先附(さきつけ)

無花果(いちじく)の胡麻(ごま)浸しと
牛乳豆腐、茗荷(みょうが)と香草添え

さっぱりした上品な味です。
牛乳豆腐は、しっとりもっちりした
舌触りが京風でした。


造り

カンパチ、戻り鰹(かつお)のタタキ

カンパチは一般的な味でしたが、
カツオは柔らかくて火加減が絶妙でした。




小鍋

焼き目のついた鱧(はも)のカツオ出汁(だし)卵スープ

こちらも焼き目が程よくついていて、
焦げ目はありません。

スープはカツオ出汁が強めで、京風というより
関東風の味付けでした。

焼物

新秋刀魚(さんま)の黄身酒盗焼き

三枚に下ろしたサンマの皮目に
酒盗を混ぜた卵の黄身を塗り、
オーブンで焼いたもの

あらかじめ身を巻いてから焼いています。
火加減が抜群で、油が程よく落ちて、
中までしっかり火が通っているのに、皮は焦げていません。
大衆魚のサンマとは思えない上品な味に仕上がっていました。

付け合せはレンコンの酢漬け、サツマイモの煮物と焼きシメジ
レンコンもサツマイモも歯応えのある煮あがりで、味がよく染みていました。

煮物

南瓜(かぼちゃ)饅頭(まんじゅう)の
クラッカー揚げ べっ甲飴かけ
白髪葱(しらがねぎ)添え

かぼちゃのまわりに、ワンタンの皮
のようなものを巻いて揚げたものに
餡(あん)をかけてあります。
かぼちゃの甘味とほくほくした感触と、揚げた皮のクリスピーな歯触りが好対照でした。
餡は塩味がきつく、こちらも京風というより関東風です。

食事

舞妓飯と味噌汁、御新香(おしんこ)

舞妓飯はまいこはんと
読ませるのでしょうか?
山椒(さんしょう)の効いたジャコの
ふりかけがのったご飯と、味噌汁です。

味噌は西京味噌ではなく、
一般的な白味噌でした。
カツオ出汁(だし)が強く効いていて、こちらも京風とは言い難いでしょう。

デザート

マンゴープリン、コーヒー

マンゴープリンは酸味がおさえられていて、さっぱりした味です。

残念ながらコーヒーは、淹れてから
時間が経っていました。



独立した日本家屋をそのまま店に使うというコンセプトは悪くないのですが、
チェーン店ゆえの行き届かなさというか、プロの目配りの不足というか、
どこか上っ面だけをとらえた印象が拭いきれませんでした。

料理に関しては、和食としては焼き物に秀でたものを感じたのですが、
椀物の出汁や味付けはお世辞にも京風とは言えず、
盛り付けもありきたりで季節感や遊びが感じられず、板前の仕事が見えてきません。

味は決して不味(まず)くないのに、本物の味を追求するよりも
雰囲気重視の過剰な演出が表に出ているようで、
かえって馬脚を現してしまっているように思えてなりませんでした。








「承知いたしました。大御台所さま」
最近は、この上から目線がかえって快感です。



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