2008-03-23

桜前線 -隠れた名所「播磨坂」

お彼岸の中日、つまり春分の日が雨だったので、きのう(3月22日)お墓参りに行ってきました。
我が家の菩提寺は小石川植物園のすぐそばにあります。

永井荷風のふるさとであるこのあたりは、お寺さんがとても多く坂道もたくさんある、風情のある土地です。

一方で、共同印刷の本社をはじめ大小様々の印刷屋さん製本屋さんがひしめく産業の街という一面も持っています。

共同印刷本社の前から春日通りを結ぶ播磨坂は、片道2車線の車道の真ん中に広い遊歩道が300mほど続く、知る人ぞ知る桜の名所です。
坂の両側には超高級マンションが立ち並び、テラス式レストランが点在していて、この一角だけセレブの香りが漂っています。


桜の時期になると、この遊歩道にぼんぼりが下がり、花見客で賑わいます。

露天が禁止されているので盛り上がりにはちょっと欠けますが、ほぼ直線の坂道にかかる満開の桜のトンネルは見ごたえがあります。

この日は、気象庁が開花宣言を出した日でした。


気になったので、お墓参りの帰りに遠回りしてみると、


ちらほら花が開いている梢がありました。

遊歩道にはせせらぎが流れる水路もあり、晴れた日のお散歩には最適です。


坂は春日通りに突き当たって終わり、春日通りを右に曲がれば地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅、左に曲がれば徳川家康の生母「於大の方」が眠る伝通院です。


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