2009-03-02

「大脱走」 シッポ編

「大脱走」といえば、スティーブ・マックイーン主演の映画ですが、
今朝、我が家のシッポ(11歳、オス、雉白)が2階のベランダから
脱走しました。

暗くなってから帰ってきたので、すぐ捕獲して隔離しました。








気の毒ですが、ノミ・ダニを持ち込む可能性があるので、
駆虫剤を与えて24時間隔離します。








動物病院で処方してもらった駆虫剤「フロントライン」が
まだ1本残っていたので、それを首の後ろにつけました。

これでノミは24時間以内、ダニは48時間以内に落ちます。

ノミ・ダニがついてしまい卵を産んでいるとすれば、
2週間隔離するのが万全ですが、
そこまでするのは気の毒なので、
今回は24時間で解放してやるつもりです。








逃走経路を確認するために、現場検証しました。

東京は、朝から久しぶりの晴天でした。
この天気は1日しか持たないと昨夜の天気予報で言っていたので、
オトさんは午前8時頃、
メメ(11歳、オス、アカシロ)の鼻水でガビガビの毛布を洗濯しました。


午前9時頃、毛布を干し、窓を開けっ放しにしたまま、
はがしたシーツを洗濯機に放り込みに行き、
布団を干すために戻ると、ほんのわずかの隙に
我が家の大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま(16歳、メス、白)が
ベランダにでていました。








アハメッタさまは、ベランダの桟の間から下を覗いています。
もしやと思ってオトさんも覗き込むと、
ベランダから7、80センチ離れた松の木にシッポがしがみついていました。

外猫時代にも、この松の木を伝ってベランダに遊びに来ていたことが
あったので、シッポにとっては慣れた経路です。








途中まで後ずさりするように下りていき、地上から1メートルほどの所で
向きを変えて頭を下に逆立ちの姿勢になると、
木から地上に飛び降りました。

しばらく回りを見回していましたが、
そのうち矢印の方角にゆっくり消えていきました。

お腹が空けば戻ってくるだろうとタカをくくっていましたが、
暗くなるまで姿を現さず、ちょっと心配になり始めた頃、
2階のベランダでじっとしているところを発見されました。

4ヶ月ぶりの外の世界は、満喫できたんでしょうか?



お仕置きじゃないけど明日の晩までそこで我慢してなさい。
外猫時代は日に2度律儀にエサをねだりに来ていたので、
てっきりエサ場に戻ってくると思っていましたが、
逃走現場に戻ってくる愛嬌に脱帽です。

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