2009-04-11

「バイオミックス消臭の落とし穴」

4月3日の投稿から、
「カビ・悪臭を抑えるバチルス菌の力を利用した消臭剤」
『バイオミックス』の効果を実際に試してみた様子を
レポートし続けてきました。

「いい加減しつこい」とか「販売元の手先か」とか、
「飽きた」とか「つまらん」とかいうお叱りの声が届くかと思いきや、
そういったことはまったくありませんでした。
もっとも、「これはすごい」とか「自分の家でも使ってみたい」といったような
反響もまるでありませんでしたが。

唯一、人気ブログランキングの順位が右肩下がりで落ちていったのが、
読んでくださる皆さんの率直な感想だと、真摯に受け止めております。

その反省はとりあえず置いといて、
今日は、今まで1週間使ってみた総括をして一応の締めくくりと
したいと思います。

1.「オシッコは、意外なところに飛んでいる」
できの悪いダメダメな交通標語みたいですが、
一連の猫オシッコ・スプレー騒動で感じた素直な気持ちを
川柳にしてみました。

靴箱のにおいや風呂場のカビなど、狭い空間では『バイオミックス』を
粉のまま容器に入れて置いておく『置き型』が
長期間の効果を期待できる分有利ですが、
猫のマーキングのにおいは強烈なので効果がありませんでした。

一方、『バイオミックス水溶液』の効き目はそれはもう感動モノなのですが、
それはあくまでもにおっている場所に
正確かつ的確に吹き付けた場合に限ります。

実例で説明しましょう。




犯猫(被疑者いまだに特定できず)の第1の標的となった
オトさんのPCデスクです。
見ての通り、スチール製で、穴がたくさん開いています。




同じところを裏から見るとこんな感じで、プリンターが置いてあります。

デスクの側板にされたオシッコは、
丸い穴を抜けて裏側のプリンターにもかかっていました。
最初はそれに気づかず、
『バイオミックス』を吹き付けてもにおいが消えなかったので、
思わず効き目を疑ってしまいました。

さっそくプリンターの天板にも『バイオミックス水溶液』を吹き付けたのですが、
デスクの前に腰掛けるとまだにおいを感じます。

そこで、あちこち鼻をつけるようにクンクンしながらにおいの元を探したところ、
排紙トレーの中から漂っていることがわかりました。




さらに気づきにくかったのが、中空パイプの支柱の中。
他の場所が消臭できているのに鼻を突くにおいが残るのは、
この小さな穴から立ち昇っていたからでした。




もう一箇所、3日間気づかなかった場所が
アケちゃん(嫁)が10年愛用している初期型iMacの本体の中でした。
排熱用に開けられた穴の中からにおってきます。

プリンターの排紙トレーの中やiMac本体の中に
『バイオミックス水溶液』をスプレーするのは、
故障の原因になりかねないので、ちょっとためらわれます。

「クサイにおいは元から絶たなきゃダメ!」
このキャッチフレーズをご存知の方は
間違いなく昭和40年代以前のテレビっ子ですが、
今回はこの言葉に深く頷(うなず)かされました。

2.敵は何度でも犯行を繰り返す
オシッコされたところに『バイオミックス水溶液』を吹き付けて
においが消えたので安心していたのに、
翌朝起きて居間に下りてくるとまたにおっている。

初めのうちは、
ひょっとして『バイオミックス』の効き目も一時的なんだろうか?
と疑わざるを得ませんでした。

おかしいと思って部屋を検索すると、またやられていました。




このところ、日を追うに従って犯行頻度があがっています。
ここ数日は、オトさんとアケちゃんが夜寝ている間と
外出中に必ずやられます。
それどころか、部屋に人がいる時でもやられるようになってきてしまいました。

2階の窓枠とふとん、1階の窓枠とPCまわりが標的にされています。




写真のように、水溜りができていたり飛沫のあとが残っていれば
発見もしやすいのですが、
少量を壁にかけられたりすると跡が残らないので
どこからにおうのか探すのに苦労します。

3.原理主義的排除か平和的対症療法か
さて、今後はどうしましょう?というのがこの項目です。

オトさんが取り得る手段は次の2つです。

犯猫を特定して逮捕の上、我が家の平穏を乱す輩(やから)として
拘留監禁(=洗濯室に隔離)という排除策をとるか、
それとも今の状態を維持して、オシッコされるたびに消臭しながら
犯行をやめるまで待つか、です。

実のところ、1日に何回も這いつくばってクンクン嗅ぎまわることに、
いささか嫌気がさしてきました。
過呼吸気味になってめまいはしてくるし、
猫のオシッコのにおいに鼻が鈍感になっていくので、
場所を見つけるのがだんだん難しくなってきてもいます。

毎日マーキングされるようになってすでに10日がたっています。
そろそろ、強硬手段に出る時期かもしれません。



大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさまのおっしゃることも、もっともです。
ワクチンの時期がきた猫がいるので、明日にでも獣医さんに連れて行って
その時相談してみましょう。(画期的な解決策を示唆してくれるとは思えませんが・・・)
苦労人アハメッタさまに激励のクリックをお願いできますか?

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