「アハメッタさまの右フック」 シッポ編

17歳を迎えた我が家の大御台所（おおみだいどころ）アハメッタさま（メス、白）は、
若い頃は体重4.2キロを超えていたのに、
お年を召してから偏食がひどくなり、現在は体重３キロまで減ってしまいました。
キャット・フードはほとんど食べず、鶏のササミやカツオのなまり節しか
口にしません。

最近は、エサ場に置いたものは召し上がらず、
居間の真ん中に皿を置かないと食べていただけません。

今日のお昼は、ササミを茹でたものを差し上げました。

元外猫トリオの中でも鼻がよく効くシッポ（12歳、オス、雉白）は、
アハメッタさま用のササミやカツオを茹でていると
必ず居間に下りてきます。

誰かに注目されていると落ち着かないのか、
大御台さまは食べている途中だったのに、席をはずしてしまいました。

シッポがお余りをせしめようとすかさず近づいてきました。

でも、シッポには厳しい大御台所さまでした。
去ったと見せかけてフェイント猫パンチを繰り出しています。



ハナ（15歳、ニューハーフ、雉白）が同じように食べたがる時は
おとなしく譲ってしまうし、メメやギャオにもやさしいのに、
なぜかシッポにはつらくあたる大御台さまです。
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