昨夜はこれを飲みました。

(青木酒造株式会社 新潟県南魚沼市塩沢)
米どころ新潟には102の酒蔵があります。
(「関東信越国税局統計情報平成18年のうち、『間接税(酒税)』税務署別免許場数」に掲載されている新潟県内の製造所数)
南魚沼といえば豪雪地帯で
スキー場もたくさんあります。
オトさんは南魚沼の六日町にある農園から
低農薬コシヒカリを直接購入しています。
その六日町の隣町が塩沢です。
JR上越線塩沢駅のすぐそばにある青木酒造さんは
享保2(1717)年の創業以来300年近く続く、
現在2,000石の石高を持つ蔵元さんです。
越後湯沢から六日町あたりの酒屋さんではどこでも見かける
「鶴齢」が代表銘柄です。
その「鶴齢」のうち公式HPにも載せていない、
限られた特約店のみに出荷している限定品を飲みました。
新潟の清酒というと、活性炭濾過して限りなく水のように淡麗で
すっきり辛い酒といったイメージが強いのですが、
こちらは生原酒だけあって、力強く濃厚なインパクトがありました。
磨いた米といった感じのおだやかな上立香は、
酒を口に含んだときの印象にそのままつながります。
酸味、苦味、渋みが口の中に広がっていきますが、
膨らんでいくというより波紋のようなイメージが強く、
まろやかというよりダイナミックな強さがあります。
強めの辛味とわずかな渋みがあとをひきますが、
それが野性味を感じさせ、次の一口を誘います。
DATA:
「鶴齢特別純米無濾過生原酒山田錦」
使用米;山田錦
杜氏; 新保英博
使用酵母;協会701号
精米歩合;55%
日本酒度; +2.0
酸度; 1.8
アミノ酸度:0.9
甘辛度;
アルコール度;17%以上18%未満
ハイボールと「鶴齢」2杯、そのあと焼酎「閻魔(黒)」のソーダ割りと
チャンポンで飲んだので、
昨夜はいささか酔っ払ってしまいました。
家に帰ると、居間のテーブルの下で
甘えん坊将軍ハナ君(14歳、ニューハーフ、雉白)が
大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま(16歳、メス、白)に
話しかけていました。
珍しいものを見る目つきでオトさんを見上げたあと、
離れていってしまいました。

不思議そうにオトさんを見上げるハナ君に
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