2009-05-29

「ごはんの催促」 メメ編

今日は、借りてきた邦画DVDを2本まとめて見ました。
『グーグーだって猫である』(監督;犬童一心、主演;小泉今日子)と
『ぐるりのこと。』(監督;橋口亮輔、主演;リリー・フランキー、
木村多江)です。

『グーグーだって猫である』は、吉祥寺を舞台にした、
少女漫画家小泉麻子と飼い猫グーグーと先代猫サバのお話です。
『綿の国星』で有名な大島弓子の同名マンガが下敷きですが、
大島弓子の大ファンだという犬童監督が
彼女へのオマージュとして作った作品といっていいでしょう。

死んでしまった猫「サバ」」が人間の姿を借りて、
鬱になってしまった小島麻子と邂逅する場面の
大後寿々花の演技が素晴らしい作品です。

もう1本の『ぐるりのこと』は、ある夫婦の10年を描いた映画です。
この映画も、鬱になった妻、翔子(木村多江)が
寄り添う夫、カナオと再生していく物語です。
確信犯的にこだわった長回しが実に生きていて、
特に木村多江の演技を超えた演技はぜひ見ておいて欲しいです。

橋口監督は、ゲイのカップルとそれに絡む女性を描いた
『ハッシュ!』 (2002年)でも、長回しを多用しています。
哀しさや弱さを描きながら、それをひっくるめて暖かく肯定している
監督の視線がはっきり感じられ、オトさんの好きな監督のひとりです。

予告編を含めると、2本あわせて5時間を越えるので、
午後から見始めて夕方になってしまいました。








いつもは午後5時頃に猫たちのエサをやっているのですが、
映画の途中なのでまだ出していませんでした。

普段は2階から下りてこないメメ(12歳、オス、アカシロ)が
待ちかねて催促にやってきました。








最初は遠慮がちだったメメですが、
オトさんが画面から目を離そうとしないので、
目つきが変わってきました。

「もうすぐ終わるから、それまで待っててくれる?」








怒られてしまいました。
こういうときの広島弁は迫力があります。



名画『仁義なき戦い』をこよなく愛している(という設定の)メメ君です。
オトさんの学生時代、この映画の影響で広島弁が流行りました。
ハードボイルド志向だと思っていたのですが、実は人懐こくて
寂しがり屋だったメメに1票お願いします。

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