2011-09-11

「でぁじ(大事)なこと」 &由五郎

11日という日付けは、現代史に特別な刻印をいくつも刻みつけています。

1973年9月11日、
チリでクーデターが起こり、アジェンデ大統領が自殺。

その後ピノチェト将軍の恐怖政治の後遺症は今でもチリ国内の対立と
中南米諸国の米国への警戒心や反発の一因となっています。

2001年9月11日、
米同時多発テロが発生。

キリスト教原理主義のブッシュ大統領は反イスラムを明確に打ち出し、
その後、アフガニスタン紛争、イラク戦争の宣戦を布告し、
今も国際政治に暗い影を落としています。

そして2011年3月11日、
東日本を襲った地震、津波、
さらに福島第一原発の複数の原子炉のメルトダウン。

原発事故は世界中でエネルギー政策の再考をうながしています。








あれから半年。

我が家でも抜き打ちで
緊急地震避難訓練を行ないました。








アケちゃん(嫁)の田舎、岩手県釜石市も壊滅的な打撃を受けました。

釜石中心部から岬2つ北にある鵜住居(うのすまい)地区では
群馬大の片田教授による地道な防災教育のおかげで、
当日欠席していた3名を除く小中学生全員が自主的に判断し、
集合場所から高台に避難し無事でした。








一方、同じ鵜住居の「防災センター」に避難した住民の多くは津波にのまれました。

津波避難場所は高台の鵜住居神社でしたが、
市役所の津波避難訓練で
(津波が引いた後の避難所である)「防災センター」に集合していたために
被害を大きくしたと言われています。








東京でも、
オトさんは車の大渋滞に巻き込まれ、
アケちゃん(嫁)は帰宅難民になりました。








大災害で助かるための教訓を
今回の地震ではいくつも学びました。

まずは片田教授が教える避難3原則。

「想定にとらわれない」
「状況下で最善を尽くす」
「率先避難者になる」

そして、
普段から想像力を目いっぱい働かせてシミュレーションする。

最後に、
それを繰り返し、記憶を風化させない。

何よりも、「とらわれない」「こだわらない」「自分で決める」
の意識を持ち続けることが大事です。

指導や指示がいつも正しいとは限らないから・・・








だって、段ボール箱に避難しても
上から物が落ちてきたらイチコロですから・・・



三陸では昔から「津波てんでんこ」と言い伝えられているそうです。
「てんでんこ」とは「てんでんばらばらに」の意味。「肉親に構わず、自分
の命を守ることに専念せよ」という意味です。これは、「自分だけ助かって
他の命を救えなかった人を非難するな」といういましめもこもっています。

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