副鼻腔炎(ふくびくうえん)になると、必ず歯痛になってしまいます。
眉毛のあたりや頬骨のあたりの鈍痛がひどくなると、
炎症が歯茎にまで広がり、熱いものや冷たいものがとてもしみます。
そんなわけで、食べ物飲み物がおいしくいただけません。
でも、ゆうべいつもの『むさしの厨房 閻魔堂』で
日本酒2種類を味わってきました。
冷酒が歯にしみて、痛みとの闘いの中でのインプレッションですので
あまり正確じゃないかもしれません。
「東一 純米 山田錦」(五町田酒造株式会社 佐賀県嬉野市塩田町大字五町田)2008年3月14日の投稿でもとりあげた、
五町田酒造さんの「東一(あずまいち)」を
ふたたび飲みました。
前回は”生酒”でしたが、
今回は”火入れ”している純米酒です。
地元でとれた山田錦を64%まで磨き上げて
造っているところは生酒と同じです。
冷蔵庫から出したばかりの
冷酒の状態での上立香は、
ほんの少しだけ杉の香りがただよい、さっぱりした印象です。
生酒に比べ淡麗さがより強調され、雑味を一切感じさせません。
ごく穏やかな丸い甘味がゆっくり引いていく感じや、
飲み干したあと喉から戻ってくるすっきりした辛味が
とても上品です。
常温になるまで待ってから味わうと、
米の香りが加わってきますが、これも程よく抑えられていて、
アクの強さは全くありませんでした。
DATA:
「東一 純米 山田錦」
杜氏; 北 重則
使用米; 山田錦
精米歩合;64%
日本酒度;1
酸度;1.4
甘辛度;
アルコール度; 15%以上16%未満
「獺祭 純米吟醸50」(旭酒造株式会社 山口県岩国市周東町獺越)ゆうべは、もう1杯いただきました。
「獺祭 純米吟醸50」です。
だっさいと読みます。
獺は「かわうそ」。
捕まえた魚を岸に並べる習性が
お祭をしているようにみえるところから、
とっ散らかった状態、特に詩や文をつくる時に
参考資料等を散らかしている様子を
獺祭というそうです。
旭酒造さんの地元の地名から一字をとり
俳句に革命をもたらした明治の巨人、正岡子規の雅号「獺祭書屋主人」
にちなんで名づけた銘柄だそうです。
蔵元さんのHPが充実しているので詳しい紹介は省きますが、
いい酒を造るという情熱に満ちた酒蔵です。
『むさしの厨房 閻魔堂』ではかなり頻繁に「獺祭」を仕入れていて、
オトさんも何度か飲んだことがあったのですが、
投稿するのは初めてだということに
うかつにもさっき気づきました。
全体に華やかな印象の、いかにも純米吟醸という、
香り、味ともに派手な印象の酒です。
上立香はバニラに近い米の香りが匂いたち、
口に含むとやさしい甘味と酸味、そして濃醇な米の旨みが
広がり、鼻に香りが抜けていきます。
喉越しで感じる酸味と、最後にごく僅かに舌先に残る渋みが
口を引き締めてくれます。
常温になると、米の香りがより強くなりますが、
嫌味になる手前で踏みとどまっていて、
腰の強さが加わる印象です。
DATA:
「獺祭 純米大吟醸50」
杜氏;
使用米; 山田錦
精米歩合;50%
日本酒度;+3
酸度;1.3
甘辛度;
アルコール度; 16%以上17%未満
家に帰ると、2階の寝室の障子が開いていました。
シッポ(11歳、オス、雉白)がガラス越しに外を覗いています。
どうやら、先日脱走したときのことを思い出して
また外に遊びに行きたがっているようです。
翌日隔離されたときには、反省してこんなこと言ってたのに。
ダメも何も、「もう二度としない、後生だからケージから出してくれ」って頼んでたのは自分じゃないか。
忘れっぽいのか、虫がいいのか、意外に図々しいシッポに
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