でも、東京は曇っていたので太陽を見ることはできませんでした。
日本国内での皆既日食は46年ぶりとかで
テレビ各局はトカラ列島や屋久島から生中継をやってました。
オトさんも、この天文ショーをみるために
1時間あまりテレビにかじりついてました。
ふと見ると、我が家の甘えん坊将軍猫ハナ君(15歳、ニューハーフ、雉白)が
台所の収納庫に隠れていました。
極端な怖がりのギャオ(13歳、メス、雉トラ)がここに潜り込むことは
よくあるのですが、
ハナ君は掃除機や来訪客など嫌いなことがない限り、
ここに逃げ込むことはあまりありません。
「ハナ君、
”怪奇”じゃなくて”皆既”日食だよ。
別に怪奇現象が起こるわけじゃないから」
「東京は真っ暗になることもないし、
普段と変わらないよ」
インドでは迷信が今も生きていて、
「日食のときの悪い光線を浴びないように家を閉め切って閉じこもる」とか
「穢れを落とすため、日食後に聖なる川で水浴する」とか
する人がいたそうです。
長く猫と一緒に生活していると、オトさんに見えないものが見えたり、地震の前に落ち着きをなくしたり、インターフォンが鳴る直前に騒いだり、
猫には不思議な感知能力があると信じざるを得ません。
ハナ君の臆病さは、天体の動きまで感知させたんでしょうか?



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