オトさんとアケちゃん(嫁)でした。
網代(あじろ)の通称干物街道のとあるお店でおみやげに買ってきた
干物が今夜のおかずでした。
もちろん、我が家の大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま
(17歳、メス、白)にも1枚まるまる焼いて差し上げました。
「大御台さま、
畏(おそ)れながらお聞きしたい儀がございます」
「さきほどお出ししたエボダイの干物ですが、
お口に合いましたでしょうか?」
オトさんとアケちゃん(嫁)は、なかなか美味しいね、
などとノーテンキに舌鼓(したつづみ)をうっていました。
大御台さまもかなりの勢いで召し上がってはいたのですが、
半分ほど残してミルクを飲まれたあと
座布団に寝そべってしまわれたのです。
下アゴにミルクがまだついています。
「それは祝着至極(しゅうちゃくしごく)にございます。
それでは、買い求めた店を今後御用達(ごようたし)にするということで
ご異存ございませんか?」
「これは大変失礼をいたしました。
それでは異存なきということで
よしなに取り計らわせていただきます」

お気に召さないのかと懸念していたのですが、どうやら
杞憂(きゆう)だったようで一安心です。
ご満悦のアハメッタさまにランキングの投票いただけると嬉しいです。
0 件のコメント :
コメントを投稿