2011-03-29

「井の公、開花宣言」 &由五郎

東日本大震災の津波による福島第一原子力発電所の事故以来、
放射線被曝に対して漠然とした不安が拭いきれず、
ずっと外出を控えていましたが、
都内の放射線量が少しづつ減ってきていることもあり、
東京の桜がきのう開花したというので、
久々に井の頭公園に散歩にいこうと思い立ちました。








と、ゴロタこと中畑の由五郎(13歳、オス、雉白)に言われてしまいました。

えぇ、えぇ、どうせオトさんはCMで見た新製品を一度は買ってしまうような
軽佻浮薄(けいちょうふはく)な人間ですよ。








今日も神田川沿いに遡って井の頭公園をめざします。

川沿いに建つ家のテレビアンテナにムクドリが止まっていました。
このあたりのおうちのアンテナはまだアナログが結構目立ちます。








公園に面したお宅のベランダにハチワレ猫さんがいました。
このお宅の玄関脇に立派な猫小屋があるのに気づいていたので、
前を通るたびに気にしていたのですが、
猫に会ったのは初めてです。








いつものように井の頭池を1周しましたが、
桜の花が咲いていたのは1本だけでした。

去年の同じ時期は5分咲きで、
平日の昼間にもかかわらず一面ブルーシートでしたが、
今年は宴会自粛のお願いもあり、いつもどおりの公園でした。








ネットやTwitter上では
「花見の自粛は行き過ぎではないか」との見方もあるようですが、
誤解してはいけないのは「花見」の自粛ではなく
「宴会」の自粛のお願いだということです。

毎年設置される巨大なゴミ箱や仮設トイレが今年は設置できない、
園内の照明を落としている、
電車が間引き運転しているので混雑が予想される、
などの理由で「どんちゃん騒ぎ」は自粛して欲しいという趣旨です。

深夜まで続く騒音、立ち小便の強烈な匂い、ゴミの散乱などを
毎年見ているオトさんとしては
今年に限らずマナーを守ってお花見を楽しんで欲しいと思います。



都内の桜の名所はほかにもあるのに、池に飛び込む輩(やから)が続出して以来、
マナーの悪さが毎年報道されるようになってしまいました。最近は池に飛び込む
人はいなくなりましたが、空缶、食べ残し、段ボールで作ったテーブル、
ブルーシートまで全部そのままで帰る不心得者がまだまだいます。

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