2011-04-08

「重なった心配事」 桃太郎永眠しました

東北大震災後最大の余震は
直接被害は少なかったものの広域での停電や断水など、
復興に向けて動き出した皆さんにまたダメージを与えてしまいました。

岩手県釜石市にアケちゃん(嫁)の親戚をもつ身として他人ごとではありません。
心よりお見舞い申し上げます。

昨夜オトさんはウィスキーをちびちび飲みながらテレビを見ておりました。

番組に割り込んできた緊急地震速報、
もう慣れっこになってはいましたが、何か予感がして身構えていました。

警報から2、3分たってからでしょうか?
短い小刻みな縦揺れのあと、周期の長い横揺れがじわっとやってきて、
これはいつもと違う、先月11日と同じ揺れ方だと思いました。








幸い、我が家では揺れは大したことありませんでしたが、
揺れが収まらないうちに番組が中断しニュースに切り替わったので、
震源近くは大変なことになっていることが察せられました。

ゴロタこと中畑の由五郎(14歳、オス、雉白)と
モモタこと伏見の桃太郎(14歳、オス、アカシロ)の2頭は
テーブルの下で寝たまままったく動じませんでした。








2階で寝ていたハナ(17歳、ニューハーフ、雉白)が
起きてきたアケちゃん(嫁)にくっついて居間に下りてきましたが、
ゴロタとモモタの2頭はやっぱり目を覚ましませんでした。

我が家の最初の飼猫、
故皇帝レオノール・フィニフィニフィニ(2001年没、享年19歳、オス)と
故大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま(2010年没、享年17歳、メス)は、
地震の直前に大鳴きして部屋をウロウロするのが常でしたが、
いま我が家にいる猫たちはまるで鈍感です。








実は、地震の前から気がかりだったのはモモタの具合でした。

きのうは動物病院の休診日だったのでモモタを連れていけなかったのですが、
朝からぐったりして、地震の直前に激しく吐いてしまったのです。

今朝、いちばんで病院に連れて行きましたが、
すでに体温は34.7度まで落ちており、
24時間から48時間だろうと言われました。
家で看取ることにしていつもの輸液と注射を受け、そのまま連れて帰りました。

このご時世に申し訳ないと思いつつ
ホットカーペットを最強にして体を暖めてやると、
時々這うようにしてひんやりした床へ移動して涼んだり、
水を飲んだりしていましたが、
午後8時02分、静かに息を引き取りました。



葬儀(火葬)はアハメッタさま、吉良仁吉親分と同じ深大寺
動物霊園で10日に行ないます。覚悟していたとはいえ、
1年あまりの間に立て続けに3頭失うと、家がカラッポになった
ように感じます。

2 件のコメント :

  1. モモちゃん、残念でした。
    最後を見送ることができたのは良かったと思います。

    返信削除
  2. 命あるものいつかは迎える事ですよね。
    しかし・・せつない・・。

    返信削除