途中邪魔されながらも完成した、
「微生物の働きで環境を浄化する」という謳い文句の『バイオミックス』を使った
手作り粉末消臭剤(空き缶利用)を、さっそく家のあちこちに設置してみました。
4個作ったので、置いたのは4箇所です。
あたりまえか。
「バイオミックス」をキーワードにネットを検索すると、
「教えてgoo」やら「Yahoo!智恵袋」の他に、
猫のスプレー行為の悪臭に悩むお宅(主に主婦)のブログが
わらわらヒットします。
その中で「バイオミックス実験室」という
おもしろおかしくためになるサイトがあり、
そこには靴の(ムレた)においには効果がない、と書いてありました。
じゃあ、ここはどうだ!と、1個目は靴箱に置いてみました。
設置して6時間後、靴箱の扉を開けてみると、
皮のにおいと埃っぽさが混じったような濃密な空気が
もわっと押し寄せてきます。
なんだ、効いてないじゃん、というのが正直な感想。
でも、鼻をクンクンさせながらかがんでいくと、
バイオミックスを置いた最下段に下がるにつれて、
においがなくなっていきます。
これは期待できそう、
ということで一晩待って翌日もう一度扉を開けてみると・・・
濃くて汚れた空気が襲ってくる感じがまったくありません。
靴箱の中に頭を突っ込むと、トンネルの出口にいる時に感じる
遠くから爽やかできれいな空気がやってくる、みたいな、
あるいは、靴箱の奥に体が吸い込まれそうな気までしてくる、
つまり、玄関の空気より靴箱の中の空気の方が清浄になってしまった
感じです。
これはすごい!
マジ感動しました。
我が家の靴箱はコート掛けを兼ねた作り付けのクローゼットなので、
幅65×高さ230×奥行き65(センチ)の大きさがあります。
つまり、970リットルの容量です。
部屋の大きさで言うと、およそ0.26畳。
この広さのにおいは、ほぼ24時間できれいさっぱり消臭できました。
今日現在(4月7日午後11時)、まったくにおいがしません。
今まで色々試した消臭スプレーは、
何日かたつと効き目が薄れてしまいましたが、
『バイオミックス』の効果は3~6ヶ月だそうです。
2個目は、猫トイレが置いてある2階の洗濯室。
以前は外猫にエサをやっていたドアの内側に置いてみました。
部屋の広さは約3畳。
6頭の猫が入れ替わり立ち替わり用を足しますが、
システムトイレに変えてからはそれほどひどいにおいはしていません。
一日中換気扇を回し、窓を細く開けて常に空気を入れ替えているものの、
朝は6個あるトイレすべてにウンチをしているので、
さすがに部屋全体がにおいます。
翌朝トイレを掃除に行ったときは、いつもより少しにおいが薄いかな?
という印象でした。
でも、猫トイレには台所用漂白剤を100倍に薄めた液を吹き付けて
除菌しているので、ここの実験はこれで中止しました。
というのは、『バイオミックス』の取説には注意事項として
「微生物剤ですので、殺菌剤・抗菌剤との併用はさけて下さい」
とあるからです。
『バイオミックス』の主成分は、バチルス菌という微生物。
このバチルス菌がにおいの元を食べてくれるのに、
肝心のバチルス菌を殺してしまってはただの土になってしまい、
元も子もありません。
で、2個目は人間用のトイレに移動させました。
ちょっと長くなったので、残りの2個については
明日報告します。

バイオミックスです。
最初、興味津々だったアハメッタさまでしたが、あちこちに置いた
缶には見向きもしません。
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