2009-11-28

「徳次郎 特別純米」

今夜は近所で外食をすることにしました。









我が家の大御台所(おおみだいどころ)アハメッタさま(17歳、メス、白)に
お許しを請おうとしたところ、
立ったままの無礼をたしなめられてしまいました。









座りなおして仕切り直しです。









大御台所さまはお見通しです。

というわけで、いつもの居酒屋『むさしの厨房 閻魔堂』に行ってきました。
日本酒がおいしい季節になってきました。




「徳次郎 特別純米」城陽酒造株式会社 京都府城陽市奈島久保野)

京都と奈良の中間、枚方市の東北東に位置する城陽市の酒蔵、城陽酒造さんの限定流通、「徳次郎」の特別純米をいただきました。
徳次郎は創業者の名前から命名したものです。

文政の頃、茶業として創業し、酒造りも少量ながら手がけてきたようです。
6代目で分家し、明治29年より現在の地で本格的に酒造りを始めました。
社長以下8名の小さな蔵元ですが、地元の原料にこだわった酒造りを続けていらっしゃいます。

付近には青谷梅林があり、古来より梅の里として知られてきた地域です。
城陽酒造さんの造る梅酒は、特産の「城州白」を原料に一切添加物を加えず3年熟成して出荷しています。
酒米も地元京都産の五百万石、祝、日本晴、山田錦にこだわっています。

今回いただいたのは、京都産の五百万石を55%まで磨きこんだ特別純米酒です。
上立香はかすかにしか感じませんが、口に含むと青竹を思わせる爽やかな香味が特徴的です。。
舌先でわずかな甘味を感じたあと、潔い旨みが口中全体に広がり、
やがてフレッシュな酸味が立ち上がってきます。
そのまましばらく口に含んでいると、強い辛味が舌、唇、上アゴを刺激します。
喉越しもキレがよく、キッパリした気風のいい酒でした。

濃い目の味付けの輪郭のしっかりした食べ物、
たとえば金目の煮付けやブリの照り焼き、佃煮や酒盗があると、
ぐいぐい進んでしまいそうなお酒でした。

DATA:
「徳次郎 特別純米」
使用米; 京都府産五百万石
使用酵母:
精米歩合; 55%
日本酒度; +5
酸度;
アミノ酸度:
甘辛度;
アルコール度; 15%以上16%未満



11月も下旬ともなれば、各地の蔵元さんが新酒を出荷する時期です。
この時期しか味わえない生原酒が揃う、待ちに待った季節です。

早く「滓(おり)がらみ」や「たれくち」を飲みたいオトさんです。
ひじ掛け座りが上から目線のアハメッタさまにクリックよろしく。

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